
今週に入り、週2回通ってきている子供たちに、たくさんの嬉しい成長が見られるようになりました。
「ママも来て!」と玄関で泣き、ママが同室で見守ってくれると安心してプログラムを受けられる…という子たちがいました。初めはみんなそうですよね。大好きなママやパパと一緒だから、初めての場所・初めての体験を頑張れるんです。だから、ほがらかファミリー音羽では、無理に分離はしません。その子たちが納得して離れられるまで待つことにしました。
「一人で受けられるようになるのは連休明けぐらいかな~」なんてスタッフ同士で話していたのに…。火曜日にひとり、水曜日にひとり…次々とママから離れてスーッと入室してくるじゃありませんか。
私たちスタッフが「すごい!すごい!」とビックリするのを尻目に、しれっと席に着き、落ち着いてプログラムを受け始める男の子。「今日は一人でするの?すごいじゃない!」と褒められて、ニコニコしながら頷く女の子。
いや~、本当に子ども達って、いつも私の予想をいい方向に裏切ってくれます(笑)。嬉しいな~。
ある未就園の子は、本当にまっさらで天真爛漫。最初の3回ぐらいは、とにかく探索活動でウロウロきょろきょろ。玩具の楽しみ方も分からないので、ぽっとん落としも積み木も転がしたり下に落とすばかり…。とにかくじっとしていませんでした。
その子には「フリープレイ」という形で遊具や玩具を並べておき、その子が興味を持ったものを使って、一緒に楽しみながら少しずつ遊び方を示していきました。ぽっとん落としの穴に”ぽっとん“と落とすことを楽しめるように…積み木を一つでも積むことを楽しめるように…。根気よく根気よく付き合います。
そのうち段々と遊びが楽しくなってきました。じっと集中して何かをする時間が長くなってきました。スタッフが「ここでするよ」と誘う場所に来るようになりました。
そしてとうとう火曜日のことです。机にぽっとん落としを置いてスタッフが名前を呼ぶと、スーッと机にやってきて、ちゃんと自分で椅子に座りました。それまではスタッフが座らせてあげないと自分から座ろうとしなかったのに…。もう、びっくりです。思わずママも私たちも「あ!座った!」って声に出して大喜び。その後もっとびっくり!自分でお気に入りの玩具を持って机のところに行き、椅子に座って遊び始めたのです。この子にとって、「この机と椅子は楽しい遊びをするところ」になってきたんだな~って、みんなで感動しました。
成長する子どもたちの姿を見るのって本当に幸せです。こんな毎日に「ありがとう」ですね。
From こま

くち くちくち…くち…(口のところばっかり塗っていました 笑)